甘党のアルゼンチン、お勧めカフェとスイーツ

アルゼンチンの食文化と言えば、豚の丸焼き、ステーキと、肉食の国のイメージが強くないですか? その通りではあるのですが、実は南米の伝統スイーツ、ドゥルセ・デ・レチェ (Dulce de Leche) を初めかなりの甘党でチョコレート大国でもあるってご存知でした?

ヨーロッパの影響が強く、ブエノスアイレスは南米のパリ。 イタリアからの移民も多いので、パスタやピザ(イタリアの薄い生地ではなく、アメリカ系の生地の厚いピザがお好なよう)レストランも多く、インスタントか、ポットに作りおきしたようなコーヒーになりそうな地元の交通手段のフェリーでもエスプレッソマシーンがあり、本格的なコーヒーを楽しむコーヒー通。 レトロな雰囲気を今も残す昔ながらのカフェも多く残り、カフェ文化も楽しみたい街。

フェリーターミナルでのエスプレッソと街中で購入したスイーツ

そして、パタゴニア地域は多くのスイス、ドイツの移民が多く、バリロチェ( Bariloche  ) はアルゼンチンのスイスアルプス。 夏はもちろん美しい自然、山の景色やハイキングを楽しみにパタゴニア地域を訪れる観光ルートの町の一つであり、冬はスキーを楽しみに訪れる人も多い。 チョコレートやチーズフォンドゥが有名で小さな町の中心には数多くのチョコレート屋が並び、それを目当てな人達で賑わいます。

お隣の国、チリやウルグアイも同じようにエスプレッソ、カプチーノを楽しみ、ミルクと砂糖を煮詰めて作る 南米伝統スイーツ、ドゥルセ・デ・レチェ (Dulce de Leche) を利用したお菓子、アルファフォル (Alfajor ) が定番。

そこでお勧めのチョコレート&アルファフォル (Alfajor ) ベスト3をご紹介!

第3位 : ウルグアイのコロニアにある Ganache Cafe & Pasteleria ( Calle Real N0 178, Colonia del Sacramento 43111, Uruguay )

ブエノスアイレスから日帰り旅行(1泊がお勧め)の定番でもあるウルグアイのコロニア(Colonia del Sacramento)にある小さなカフェのアルファフォル。 飴っぽくこってりしがちなドゥルセ・デ・レチェが滑らかで甘さのバランス良く、サイズ的にも適度でお勧め。

典型的なアルファフォルとエスプレッソ

第2位 : アルゼンチン、バリロチェにある Rapa Nui (ラパヌイ) 

数多くあるバリロチェのチョコレート屋でも一番人気。 バリロチェでしか購入できないので、地元アルゼンチン人にも人気、ブエノスアイレス等別の街に住む人達もお土産に頼む人が多くいつも沢山の人達で賑わってます。 他と比べても見かけ、味もアルゼンチンでは洗練されたチョコレート。 中でも生のラズベリーが入ったFra-Nui(フラヌイ)は最高! 生のラズベリーがジュースのように口に広がります。 キャンディーやジェリーでないので、リフレッシュな味。 生なので、お土産に出来ないのは残念。 アルゼンチンのお菓子 Alfajor (アルファローレス) も種類が多く、ラズベリージャムの入ったラズベリー味が甘酸っぱさとチョコレートで美味しい。

エスプレッソと

赤のパッケージの Alfajor (アルファローレス) がラズベリージャムをクッキーで挟みチョコレートコーティング。 白のパッケージはシュガーパウダーコーティング。

第1位 : アルゼンチン、エル・チャルテンのショコラテリア (Jose Aike La Chocolateria)

一見、廃業かと思うような外見。 でも中は登山家達を崇拝し、彼らの憩いの場のようでもあるような飾りつけのユニークで居心地がいいカフェ。 チョコレートに拘りがあり、”冷蔵庫に入れると味が悪くなるから入れないように!” とチョコレートの扱い方にも注意事項が。 色々なナッツやカラファテジャム入り(カラファテベリーを食べるとパタゴニアに戻ってくると言う伝説のあるベリー利用)の板チョコはホワイト、ミルク、ダークチョコレートの3種類がある。 ドゥルセ・デ・レチェ入りのアルファフォルは食べてませんが、チョコレートムースをチョコレートクッキーで挟み、チョコレートコーティングとチョコレートづくしのアルファフォルは甘さ控えめで超美味しい。 エスプレッソの苦いコーヒーに合う。 ホットチョコレートも美味しい。

シングル・エスプレッソの方が濃厚で甘い Alfajor (アルファローレス)に合う。 ここの Alfajor (アルファローレス)は病みつきになる!

外からの見かけは?

でも中はユニークで居心地が良い

2階の窓から天気がよければフィッツロイも見れる

板チョコも抜群

それ以外に、少しくどめで、私の味覚にはいまいち合わず、今回ベスト3には入れられませんでしたがアルゼンチンで一番有名、ブエノスアイレスを初め、色々な街にもお店があり、また、空港やフェリー乗り場でもお土産で売っているのがハバナ(Havana)。 バリロチェにはこのハバナのチョコレート博物館もある。 博物館でチョコレートの歴史を学ぶのはなかなか面白い。

アルゼンチンのソーシャルドリンク、マテ茶と。 通常、カップを共有して回し飲みをします。

中が空洞でなく、全てチョコレートで出来たヤギとペンギン

週末のマーケットで有名なブエノスアイレスのサンテルモ。 マーケットのない日でも昔ながらの建物の中の可愛いお店やカフェ、壁画も楽しめる地域です。 そんなサンテルモの中にあるカフェ。Plaza Dorrego Bar ( Defensa 1098, San Telmo , Buenos Aires ) サービスも良く、値段もお値打ち。 チョコレートをホットミルクに入れて飲むサブマリーンもメニューにあります。

ブエノスアイレスの街中で良く見かける昔ながらのベーカリー

チリ、プエルトバラス (Puerto Varas )、地元のお勧めカフェ El Barista Caffe (バリスタカフェ)。 コーヒーが美味しいがそれ以外にも夜は食事やワインを楽しみにくる人達も多いカフェです。

日本人の口には少し甘すぎるかもしれませんが、アルゼンチンに行ったら、ドゥルセ・デ・レチェ (Dulce de Leche)、アルファフォル (Alfajor ) 、そしてチョコレートをエスプレッソと一緒にお試しください! 和菓子を抹茶で楽しむように、アルファフォルは苦いエスプレッソと良く合います!

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