お洒落にアドベンチャー

アメリカのHigh-end (最高級)アドベンチャーツアー会社、 Abercrombie & Kent (アバクロンビー & ケント A & K ) のセミナーに行ってきました。

アフリカツアーから始めた49年の歴史のある会社で、多くのスタッフが10~20年以上働いてます。 終身雇用制の感覚が強い日本から言えばたいした事ないかもしれませんが、西洋の旅行会社ではより良く自分に合った就労条件を求めて移動が激しいので、この会社がいかにスタッフを大切にして働きやすい場所かが感じられます。

スタッフへの対応が良いと言うことはもちろんお客様にたいしてのサービスも行き届いてます。 今回のセミナーには香港、バンコク、オーストラリア、そしてアメリカからのエリアマネージャーとセールスが見えて説明会をバンクーバーの新しいコンベンションセンターの近くにある、海辺の新しく素敵なホテル、フェアモントホテルで行われました。 どのスタッフも面白く、フレンドリーで、感心したのは、日本人の私の名前を一回で覚え、セミナー後に質問した時も名前で呼んでくれた事です。 それ程大きなセミナーでなかったとしても会場には50人近くいたかと思います。 通常発音するのですらままならない人が多く、イーメールで名前を書いているにも係わらず間違ったつづりや名前で呼ばれる事が多いので、小さい事ですが、こんな事からもツアー全体の良さを感じました。

現在では世界中に最高級の少人数アドベンチャーツアーを催行しています。 アドベンチャーと言ってもどちらかと言えば、カルチャー系が多いです。 ホテルは地元経営のブティックホテルから (部屋数の少ない小規模で特徴のあるチャーミングなホテル) シャングリラ、フォーシーズンやフェアモント等大型の西洋スタンダードの5つ星ホテルまで利用。 また、5つ星だけでなく、その中でも質のいい部屋を利用しています。

グーグルサーチに出てこないような隠れ家的ホテルを利用する以外に特徴的なのはツアーガイドや体験にあります。 多くのアドベンチャーツアーはローカルオペレーター(地元旅行会社)と共同で働き、ガイド等、その会社が雇いますが、全てA&Kの直属のガイドでその地域のベストなガイドを採用。 また、ツアーによっては有名人や専門家、その地域の特別な人から案内を受けたりできます。

例えばオーストラリアのツアーでラグビーを見に行く時、元コーチや選手と試合を見に行ったり、 ZARA にのみウールを卸している1917年から開業している有名ファームを訪れ気さくなオーナーからウール産業を学びながらランチを楽しみ、シドニー動物園で他の観光客が入れないような、キッチン等の裏方に入り動物の事を学んだり、動物に触る事もできます。 ヨーロッパの博物館では終了後入場して自分達だけのプライベートツアーを楽しんだり、チベットでは A&K がサポートする目の不自由な子供達の施設を訪れたりもします。

まさに A&K の人脈から築き上げられたならではの体験旅行と言えるでしょう。

素敵なホテルにも興味がありましたが、この体験、ガイドに大変惹かれA&Kのツアーに参加したくなりました。

サファリの様子。

アフリカの大草原の中に建つホテルに泊まってみたくないですか?

豪華 Tented Camp (すでにテントが張られた大型キャンプ) アフリカ大草原で自然の音を十分に楽しむ事ができます。
そして食事は夕日を見ながら大草原でゆったりとご馳走を頂きます。

お風呂も露天風呂のように開放感があり、のんびりと。 よく見ると木の上のような。 ツリーハウス(ツリーテント)のようです。

象のリハビリセンターで象とお散歩。

そして A&K は日本の大震災にも協力的です。 募金活動を行っています

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