ロンドンの暴動

ロンドンの暴動、続いてますよね。 今年は本当に荒れてる年。 山奥など、大自然の中に行って荒れた世界から逃避したい気分です。

この写真はこちらのサイト Boston.com で見つけました。 劇的な瞬間を良くとらえているので、余計に混乱が実感できて、悲しくなります。 ソマリアを初め、他に政府が何もしてくれない国が多いというのに、先進国で暴動を見るとどれだけ恵まれているのか感謝して欲しいと思います。 パーフェクトな政治はなく問題は多いかも知れませんが、暴力では何も解決できません。 建物の破壊は真面目に働く人の税金で直され、多くの人が職やビジネスを失うかもしれません。 結局自分達に戻ってくるのですから。

あちこち、発展途上国を旅をして、通りの屋台で食事をしても病気にならなかった私ですが、旅行の最後の日、ロンドンで食中毒になりました。 次の日、フライトでバンクーバーに戻るので、胃を綺麗にしたいと思い、食事をしていたファーストフードのお店で動けなくなっていたので、保険もあるしと、救急車を呼んでもらい病院に行きました。 そして驚いた事に、緊急で病院に入ったので治療費を請求されませんでした。 アメリカなら救急車代から病院費まで借金地獄になるような金額を請求されるだろうに、イギリス庶民の税金でお世話になった気分です。

ちなみに食中毒の原因は不明。 私はベジタリアンでお肉は食べず、その日のスペシャル、ベジタリアンサンドイッチを食べてました。 世界中にある有名ハンバーガーのファーストフード店です。 調理場のお肉を扱うまな板でサンドイッチ準備されて菌が移ったのかも。 半分くらい食べた所で気分が悪くなり助けを求めようとしても頭を起こすと吐き気がするので、長い事テーブルで死んでました。 隣にいた人に変な人と思われ余計に助けてもらえなかったのかも・・・ なんとか従業員を捕まえごみ袋をもらい、お店で吐いてしまいました。 その後はもちろん、印象が悪いので裏の部屋に連れて行かれましたが・・ その日は色々友達に会う予定だったのですが、救急車の緊急医療隊員の人に電話をしてもらいキャンセル。 その方には大変お世話になりました。 とてもいい人だった・・・

これが、インドやネパールで起こってもこのような対応は受けられなかったと思います。 不服は主張して解決すべきだと思いますが、他の人の迷惑をかけない、スマートな方法を取ってもらいたいと思いませんか?

今の所外務省の海外安全情報は下記、注意喚起です。

英国:ロンドンにおける暴動の発生に伴う注意喚起

本情報は2011年08月10日現在有効です。
2011年08月09日

1.各種報道によれば、6日夜から8日夜にかけて、ロンドン北部のトッテナムで地元の男性が警察官によって射殺されたことに端を発し、警察に対する抗議の群衆が一部暴徒化し、3日連続で放火、略奪が発生しました。

2. 抗議活動や暴動は、ロンドン中心部のイズリントンやオックスフォードサーカスに加え、ブリクストン、エンフィールド、ウァルサムフォレスト、ハックニー、 ペッカム等ロンドン各地で発生し、更にバーミンガム市等にも拡大しています。今後もこのような活動が継続し、広がる可能性もあります。

3.つきましては、抗議活動や暴動が発生し、もしくは発生し得る場所やその周辺地域には極力近づかないようにし、暴動が発生した際には早急にその場から離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

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