世界遺産カンボジアのアンコールワットも観光客によるダメージが深刻

カンボジアのハイライトと言えば、世界遺産の一つ、アンコールワット (Angkor Wat )。 その壮大さ、彫刻の神秘さに誰もが息をのむ一生に一度は訪れたい遺跡の一つでしょう。 そして、さらに演出として見逃せないのが自然のスポットライト、日の出、日の入りで見る遺跡。

今まで、日の出、日の入りを見る最高の場所として、多くの人がアンコールワットとバイヨン (Bayon ) の間にあるプノン・バケン寺院  (Phnom Bakheng )のある丘から見てました。 ただ、あまりにも多くの人が見に行き、遺跡の崩壊に拍車をかけるので、10月18日関係者らの会合の結果、1回につき300人までという規制が設けられました。 この規制は今年、2011年10月27日から始まります。 300人は一日ではありません。 朝5時半から夕方5時半まで寺院は開放されてます。 一旦敷地に入れば好きなだけ居られますが、まず一日中居るわけではないので、日の出を逃した場合、日の入りに挑戦する事はできます。  つまり、朝日300人、夕日300人、昼間の観光で訪れる事が可能です。 寺院内に300人以上以内状態です。

ここでの日の出や夕日を逃した場合、変わりとして、アンコールワットから北東、バイヨンから東のプレループ (Pre Rup)の丘もお勧めです。

もう二度と、同じ遺跡を作る事はできません。 同じ感動をこれからも多くの人と分かち合い、次の世代と引き継ぐためにも、一人ひとりの小さな心遣いが遺跡を長持ちさせると思います。 遺跡をけずるような靴や歩き方にも気をつけたいですよね。

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